コリドラス・コルレアは、「産卵しにくい」「繁殖が難しい」と言われることの多い種類です。
我が家では、2025年の1年間、コルレアの初産卵から、産卵数をすべて記録してきました。
今回の記事では、
✔ 1年間で何個産卵したのか
✔ 有精卵はどれくらいだったのか
✔ 産卵を2フェーズに分けて考察した結果
を、包み隠さずまとめています。
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①1年間でコルレアは何個産卵したのか?
結論から言うと、2025年、我が家のコルレアが産卵した卵の総数は、合計 2,001個 でした。
正直、ここまで産卵するとは思っていませんでした。
ただし、「産卵数が多い=繁殖が成功している」とは限らない、というのが今回一番伝えたいポイントです。
②有精卵はどれくらいあったのか?
2,001個の卵のうち、有精卵(と判断できたもの)は約1,100個 でした。
しかし、必ずしもすべてが無事に孵化するわけではありません。
③産卵を2フェーズに分けて考察
2025年の産卵数・有精卵数・有精卵率をまとめたのが以下のグラフです。

データを振り返ってみると、この1年は単純な「右肩上がり」ではなく、
明確に2つのフェーズに分かれていたと感じています。
そこで今回は、産卵データを「第一フェーズ」「第二フェーズ」に分けて振り返ってみます。
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産卵データを「第一フェーズ」と「第二フェーズ」に分けた理由
最初は、単純に日付順にデータを並べていました。
しかし見返していくうちに、
• 産卵数の安定感
• 有精卵の出方
• 卵の状態
が、ある時期を境に明らかに変わっていることに気づきました。
その変化点を境に、
• 第一フェーズ:〜6月
• 第二フェーズ:8月〜

と分けて考えることにしました。※7月は産卵がありませんでした。
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第一フェーズ(〜6月):産卵はするが、安定しない時期
第一フェーズでは、産卵を開始してから、産卵自体は定期的に確認できました。ただし、
• 産卵数にバラつきが大きい
• 有精卵がほとんど出ない日もある
• 卵の状態が安定しない
といった特徴がありました。実際、産卵を開始した初期では、「産卵数は多いのに、有精卵がほぼゼロ」という日も何度かあります。この時期は、
• 水温管理
• 親魚のコンディション
• 環境への慣れ
など、すべてが模索段階でした。
第二フェーズ(8月〜):産卵の「質」が変わった時期
7月の産卵休止期間を挟んだ後、8月以降の産卵データを見ると、明らかに傾向が変わっていました。
第二フェーズでは、
• 産卵数が比較的安定
• 有精卵がまとまって取れる
• 卵の発生が揃いやすい
といった変化が見られました。産卵の頻度そのものよりも、「1回あたりの産卵の中身」が改善された印象です。
2つのフェーズを比較して見えた違い
第一フェーズと第二フェーズを比べると、
• 数だけ見れば大きな差はない
• しかし「有精卵の出方」に差がある
• 卵の状態が安定しているのは第二フェーズ
という結果になりました。単純な産卵数よりも、環境・管理・親魚の状態が揃ったかどうかが重要だと感じました。
フェーズ分けして分かったこと・今後の課題
今回、フェーズ分けして振り返ってみて、
• いきなり結果を求めすぎないこと
• データを取ることで変化に気づけること
• 繁殖は「積み上げ型」だということ
を強く感じました。まだまだ成魚まで育てきれる数は少なく、課題は山積みです。
それでも、この1年のデータは、次の1年を改善するための土台になると考えています。
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まとめ|コルレア繁殖は「段階的に理解が深まる」
コルレアの繁殖は、
• 最初からうまくいくものではなく
• 失敗を重ねながら理解が深まる
そんな魚だと思います。
今回の「第一フェーズ/第二フェーズ」の考え方が、これから挑戦する方のヒントになれば幸いです。
📺 YouTubeでも詳しく紹介しています

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