この記事では、我が家で実際にコリドラス・コルレアが繁殖している水槽のレイアウトについて、低床・流木・水草の考え方を中心に解説します。
YouTube動画では映像中心で紹介していますが、この記事では「なぜそうしているのか」という考え方の部分を、より詳しく文章でまとめました。
これからコルレアの繁殖に挑戦したい方、繁殖水槽のレイアウトで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
①繁殖水槽のレイアウトコンセプト
まず最初に、この水槽のレイアウトコンセプトをお伝えします。
それは、「コルレアにできるだけストレスを与えず、快適に過ごしてもらうこと」
そして同時に、「飼育者が無理なくメンテナンスできること」です。
繁殖を成功させるには、
・魚にとって快適な環境
・長期間、安定して管理できる環境
この2つが揃うことがとても重要だと考えています。
見た目を作り込みすぎるのではなく、繁殖を継続できる現実的なレイアウトを意識しています。
②低床について|なぜボトムサンドを使うのか

ボトムサンドを選んだ理由
この繁殖水槽では、低床にボトムサンドを薄敷きで使用しています。
ボトムサンドは、
・原産地の砂質に近い
・コリドラスが砂をホジホジする自然な行動が見られる
といった理由から、コリドラス飼育では定番の低床です。
自然に近い行動が見られることは、結果的にストレス軽減にもつながると考えています。
※なぜ「薄敷き」にしているのか
ボトムサンドは粒が非常に細かいため、厚く敷くと通水性が悪くなりやすいという特徴があります。
通水性が悪くなると、低床内部に汚れが溜まりやすくなり、病気や水質悪化の原因になる可能性があります。
そのため、この水槽では、厚さ1cm未満の薄敷きにしています。
(ベアタンクという選択肢について)
繁殖水槽では、砂を敷かないベアタンクという選択肢もあります。

ベアタンクには、
・フンや残り餌がすぐ確認できる
・掃除が非常に楽
・病気や卵の確認がしやすい
といった明確なメリットがあります。一方で、水槽底面が反射する環境は、コリドラスにとって落ち着きにくいと感じることもあります。
そのため、繁殖水槽では、何かしら低床を入れるか、底面に黒いシートを敷くなどの工夫をするのがおすすめです。
稚魚育成の段階では、管理しやすいベアタンクは非常に有効だと思います。
③繁殖水槽における流木の役割

繁殖水槽には、隠れ家となる流木を入れることをおすすめしています。理由は主に以下の4つです。
1.視線を遮る壁になる
流木があることで水槽内に影ができ、常に緊張しなくていい空間が生まれます。
2.水槽内にメリハリが生まれる
何もない水槽は、広すぎて落ち着ける場所がありません。流木があることで、休む場所や移動ルートが認識しやすくなります。
3.体力の消耗を防ぐ
水流が分散され、強弱のある流れが生まれることで、無駄な体力消耗を防ぐことができます。
4.微生物の住処になる
流木の表面には、バクテリアや微生物が定着しやすくなります。自然繁殖した稚魚にとっては、これらが貴重なエサや隠れ家になります。
④水草の役割|生きた水草と人工水草

水草は、産卵場所・隠れ家・水質安定という、繁殖水槽において重要な役割を持っています。
【生きた水草の役割】
・窒素化合物の吸収
・微生物の住処
・水質変化のクッション
【人工水草のメリット】
・枯れない、溶けない
・水質に影響しない
・トリミング不要で管理が楽
実際に使っている水草と変遷
現在の繁殖水槽では、
・アヌビアス・ナナ(生きた水草)
・人工ミクロソリウム
を使用しています。
繁殖初期は複数の水草を入れていましたが、産卵場所を記録・分析し、産卵頻度の低いものは撤去しました。
結果的に、人工ミクロソリウムへの産卵が最も安定しており、管理面でも非常に扱いやすくなりました。

繁殖水槽のレイアウトで大切にしていること
繁殖水槽では、水草やレイアウトは多ければ良いわけではありません。
・魚が落ち着けること
・産卵しやすいこと
・管理が楽なこと
このバランスが何より重要だと思っています。
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⑤まとめ
今回は、コリドラス・コルレアの繁殖水槽レイアウトについて紹介しました。
難しいことはしていませんが、「魚目線」と「管理目線」の両方を意識することで、
繁殖環境はしっかり作れると考えています。
皆さんの繁殖水槽では、どんなレイアウトをしていますか?ぜひコメントで教えてください。
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