はじめに
「孵化までは成功したのに、稚魚が少しずつ死んでいく…」
コリドラスの繁殖で一番つらいのがこの時期です。我が家も最初の頃は、孵化した稚魚をほとんど育てられませんでした。
この記事では、我が家の失敗経験をもとに、稚魚が死ぬ主な原因5つと対策を紹介します。
原因① 水質悪化(最多)
稚魚の死因で一番多いのがこれです。
稚魚の管理容器は水量が少ないため、ブラインシュリンプの食べ残しやフンで一気に水が悪くなります。
対策は、
- 毎日の換水(隔離水槽なら50%、毎日)
- 残餌は給餌1時間後にスポイトで回収
- ベアタンクで汚れを見える化
我が家では、この3つを徹底するようになってから生存率が大きく改善しました。詳しくは「コリドラス稚魚|孵化後1週間の管理方法」をご覧ください。
原因② 餌不足・餌が合っていない
稚魚は体が小さく、餌を食べられない期間が1日続くだけで致命傷になります。
- 最初の餌は孵化したてのブラインシュリンプ一択
- 人工飼料への切り替えは焦らない(生後2〜3週間以降)
- 「与えている」と「食べている」は別。お腹がオレンジ色になっているか毎回確認
ブラインのお腹(オレンジ色)は、稚魚が食べているかどうかの一番分かりやすいサインです。
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原因③ 水流が強すぎる
生まれたばかりの稚魚は泳ぐ力が弱く、強い水流に巻かれると体力を消耗して衰弱します。
- サテライトはエアの量を絞る
- スポンジフィルターのエアも弱めに
- 稚魚が一箇所に吹き溜まっていたら水流が強すぎるサイン
原因④ 急激な温度変化
換水時の温度差は、稚魚には大人以上のダメージになります。
- 換水する水は必ず水温を合わせる(±1℃以内が理想)
- 冬場はお湯で調温してから注水
原因⑤ そもそもの初期体力
実は、どんなに管理しても落ちる個体は一定数います。
- 初産・若い親の卵は稚魚も弱い傾向
- 孵化直後に奇形や明らかに小さい個体は残念ながら育たないことが多い
これは飼育者のせいではありません。親魚が成熟し、産卵回数を重ねるごとに稚魚も強くなっていきます。
おわりに
まとめます。
- 最優先は水質:毎日換水+残餌回収+ベアタンク
- 餌は「食べているか」をお腹の色で確認
- 水流・温度変化は弱め・小さめに
- それでも落ちる個体はいる。自分を責めない
稚魚育成は経験がものを言う世界です。1回の失敗で諦めず、次の産卵に活かしていきましょう。



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