はじめに
コリドラス飼育で意外と悩むのが「底床選び」です。
コリドラスは底で生活する魚なので、底床の選択がヒゲや体調、そして繁殖の成否にまで直結します。
この記事では、我が家のコルレア繁殖水槽で実際に使っているボトムサンドを中心に、田砂・ベアタンクとの比較を紹介します。
底床選びで一番大事なこと
コリドラスは、砂に口を突っ込んでモフモフ(ホジホジ)と餌を探す習性があります。
そのため底床には、
- 粒が細かく、角が丸いこと(ヒゲを傷つけない)
- 汚れが溜まりにくい・掃除しやすいこと
の2つが求められます。角の鋭い砂利や大磯砂は、ヒゲが削れて短くなる原因になるので避けたほうが無難です。
我が家の選択:ボトムサンドの「薄敷き」
我が家のコルレア繁殖水槽では、スドーのボトムサンドを厚さ1cm未満の薄敷きで使用しています。
ボトムサンドを選んだ理由は、
- 原産地の砂質に近いこと
- コリドラスが砂をホジホジする自然な行動が見られること
の2つです。自然に近い行動を思う存分させてあげられることは、結果的にストレス軽減につながり、繁殖にも良い影響があると考えています。
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なぜ「薄敷き」にするのか
ボトムサンドは粒が非常に細かいため、厚く敷くと通水性が悪くなりやすいという特徴があります。
通水性が悪くなると、底床内部に汚れが溜まり、病気や水質悪化の原因になります。そこで我が家では厚さ1cm未満に抑えています。薄敷きなら汚れが溜まりにくく、掃除も楽です。
なお、粒が軽いので、水換えのときに舞いやすい・フィルターに吸い込まれやすいという扱いにくさはあります。掃除はゆっくり、が基本です。
ベアタンク(底床なし)は稚魚育成で活躍
我が家では、稚魚の育成水槽はベアタンクにしています。
- フン・残餌・卵がひと目で分かる
- 掃除が圧倒的に楽
- 病気の早期発見がしやすい
と、毎日の換水が必要な稚魚管理では管理のしやすさが圧倒的だからです。詳しくは「コリドラス稚魚|孵化後1週間の管理方法」をご覧ください。
ただし、成魚の飼育水槽・繁殖水槽をベアタンクにする場合は注意点があります。水槽底面が光を反射する環境は、コリドラスにとって落ち着きにくいことがあるのです。
ベアタンクで管理したい場合は、底面の外側に黒いシートを敷くなど、反射を抑える工夫をおすすめします。
田砂という定番の選択肢
コリドラスの底床として昔から定番なのが田砂です。
- 粒が細かく角が丸いので、ヒゲに優しい
- ボトムサンドより比重が重く、舞いにくい・掃除しやすい
ボトムサンドより「扱いやすさ」寄りの選択肢で、こちらを選んでも間違いはありません。より自然な行動・原産地の雰囲気を重視するならボトムサンド、掃除のしやすさ重視なら田砂、というイメージです。
我が家の使い分けまとめ
- 繁殖水槽 → ボトムサンドの薄敷き(1cm未満)
- 稚魚の育成水槽 → ベアタンク(管理優先)
- ベアタンクで成魚を飼うなら → 底面に黒シートで反射対策
おわりに
底床は一度敷くと変更が大変なので、水槽の目的に合わせて最初に決めておくのがおすすめです。
どの底床でも共通して大事なのは「清潔に保つこと」。すでにヒゲが短くなってしまっている場合も、底床を見直して清潔に保てば再生することが多いです。詳しくは「ヒゲが溶ける原因と対策」の記事で解説しています。
我が家の繁殖水槽の全体レイアウト(流木・水草・産卵場所の考え方)は「コリドラス・コルレア繁殖水槽のレイアウト解説」で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。



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