はじめに
冬の水槽の最大のリスクは、停電と加温設備の故障です。
特にコリドラスのような熱帯魚は、冬場に加温が止まると数時間〜半日で危険な水温まで下がります。これは、我が家のようなエアコン室温管理でも、ヒーター管理でも共通のリスクです(停電すればどちらも止まります)。
この記事では、もしものときの対処法と、事前に備えておくべきものをまとめます。
停電時にやること① 保温
電気が使えない状況での保温は「熱を逃がさない」ことが全てです。
- 使い捨てカイロを水槽の外側の側面に貼る
- 発泡スチロール板を水槽の側面・上面に当てる
- ペットボトルにお湯を入れて浮かべる(ガスが使える場合)
- 最後に、水槽全体を毛布や布団で包む
ペットボトルを使うときは、次の点に注意してください。
- 熱湯は入れず、40〜50℃くらいのお湯にする(ふつうのペットボトルは熱で変形したり、フタが外れたりします)
- オレンジ色のキャップの「ホット用」ペットボトルだとより安心
- キャップをしっかり閉め、外側をきれいに洗ってから浮かべる
- 小型水槽は温まりすぎることがあるので、水温計を見ながら使い、冷めたらお湯を入れ替える
水量が多いほど水温は下がりにくいので、大きい水槽は意外と粘れます。小型水槽ほど早めの対処が必要です。
やってはいけないのは、お湯を直接水槽に注ぐこと。急激な水温変化と局所的な高温でダメージを与えます。
停電時にやること② 酸素確保
フィルターが止まると、ろ過と同時にエアレーションも止まります。
- 乾電池式エアポンプに切り替える(1台数百円〜千円台。備えておくと安心な防災グッズです)
- ない場合は、コップで水面をすくって落とすのを定期的に行う
停電時にやること③ 餌を切る
停電中は給餌をストップします。
ろ過が止まっている状態で餌を入れると水質が急速に悪化します。コリドラスは1週間程度の絶食には耐えられるので、心配いりません。
復旧後の注意点
- 水温はヒーターに任せてゆっくり戻す(1時間に1〜2℃程度。急加熱はNG)
- フィルター再稼働後、最初の数日は水の白濁や臭いをチェック(バクテリアがダメージを受けている可能性)
- 数日間は餌を控えめに
ヒーター故障への備え
停電よりも遭遇率が高いのがヒーターの突然死です。
- 予備ヒーターを1本常備する
- 毎朝の水温チェックを習慣に(デジタル水温計なら一目で分かります)
- 大事な水槽は低ワットヒーター2本掛けにする
ヒーター選びの詳細は「コリドラス水槽のヒーター選び」をご覧ください。
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備えておくものリスト
- 乾電池式エアポンプ+予備電池
- 予備ヒーター1本
- 発泡スチロール板(または保温シート)
- 使い捨てカイロ
- カルキ抜き済みの汲み置き水(ポリタンク)
おわりに
停電・故障対策は「起きてから考える」では間に合いません。
この記事のリストはどれも数百円〜数千円で揃うものばかり。大切な魚たちのための保険として、冬が来る前にぜひ備えてください。



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