はじめに
魚の体調不良の定番ケアといえば「塩浴」ですが、コリドラスについては「塩に弱いからNG」という意見と「薄めならOK」という意見があり、初心者の方が混乱しやすいポイントです。
先に結論をお伝えすると、我が家ではこれまでコリドラスに塩浴をしたことがありません。この記事では、その理由と、体調が悪そうなときに代わりにやっていることをお話しします。
「コリドラスは塩に弱い」と言われる理由
コリドラスは、体が骨の板(よろいのようなもの)で覆われたナマズの仲間です。ヒゲや口のまわりはとてもデリケートで、昔から「塩には敏感」と言われてきました。
ただ、調べてみると、「コリドラスなら何%まで安全」というはっきりした根拠のあるデータは見当たりません。ネット上で紹介されている濃度も情報源によってバラバラです。
確実に言えるのは、金魚やメダカでよく使われる0.5%をそのままコリドラスに当てはめるのはやめておいたほうがよい、ということくらいです。
我が家が塩浴をしない理由
- 安全な濃度がはっきりしない:根拠のない数字で試して、かえって弱らせてしまうのは避けたい
- 本水槽には入れられない:水草が傷み、ろ過を支えるバクテリアにも影響が出ます。やるなら隔離が必須で、それ自体が魚の負担になります
- 原因の多くは環境にある:元気がないときは、まず水質や水温を疑うほうが近道です
体調が悪そうなときに代わりにやること
1. まず水換え
なんとなく元気がない、底でじっとしている、という場合は、まず水換えをして水質を整えます。
2. 水温をチェック
急な温度変化がないか確認します。我が家はヒーターを使わず、エアコンで部屋ごと温度管理をしています(冬21℃前後・夏26℃前後)。
3. 病名がはっきりしたら薬浴
白い点が出ている、ヒゲが溶けてきた、など症状がはっきりしている場合は、その病気に合った薬を使います。症状別の対処は「コリドラスの病気まとめ」で解説しています。
4. 迷ったら相談
判断に迷うときは、魚を買ったショップや詳しい方に相談するのがおすすめです。
それでも塩浴を検討するなら
ほかの飼育者さんの中には塩浴を取り入れている方もいます。もし試す場合は、最低限これだけは守ってください。
- 本水槽ではなく、必ず隔離容器で行う
- 金魚用の0.5%をそのまま使わない
- ふらつき・横転など異変が出たら、すぐに換水して中止する
おわりに
まとめます。
- コリドラスの塩浴は、安全な濃度にはっきりした根拠が見当たらない
- 我が家では塩浴はせず、水換え・水温チェック・薬浴で対応している
- 迷ったら「まず水換え」から
塩浴は「やってはいけない」とまでは言い切れませんが、無理に取り入れる必要はないと考えています。



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